高橋寅蔵

〔人物〕 明治11年5月14日宮城県玉造郡西大崎村下の目の農業氏家助三郎・とみの三男に生まれる。明治36年3月14日鳴子の高橋万五郎の養女千賀代(万五郎の妹のしの娘)の入婿となり、高橋姓に変わった。日露戦争に従軍。木地は… 続きを読む

陳野原和紀

〔人物〕 昭和4年3月11日、林業陳野原健蔵、フジヱの長男として土湯に生まれる。弟の陳野原幸紀は健蔵五男である。 昭和18年3月土湯尋常高等小学校卒業後は山仕事に従事、その後鶴見の工場に勤務。 昭和39年4月土湯に帰り、… 続きを読む

大内慎二

〔人物〕 昭和32年5月10日福島県岳温泉の会社員大内修二の二男に生まれる。 母は大内一次の妹であったが、一次に子供がいなかったため夫婦で一次の養子となった。したがって一次は慎二にとって伯父であり祖父であった。 和光大学… 続きを読む

鈴木征一

〔人物〕   昭和19年11月17日、東京都品川区の会社員鈴木慶次郎の長男として生まれる。 当時父慶次郎は東京芝浦製作所勤務していたが、征一が5歳の時肘折へ帰郷した。慶次郎の父慶太は肘折の横山工場で材料関係の仕事をし、ま… 続きを読む

厄除子如来

宮城県鳴子温泉を潟沼の方に登ったところ、大穴のふもとに祀られていた如来。鳴子こけしの起源とこけしの語源に絡んで説明されたことがある。 昭和初期に鳴子木地組合が作った赤い紙のこけし由来記があり、橘文策は〈木形子・第2号〉に… 続きを読む

菅原修

菅原修

〔人物〕   昭和27年10月18日、農業・菅原新一郎の三男として生まれる。 昭和46年12月神奈川県鎌倉市の大石製作所で大石辰雄のもと木地修業を始め、その後秋田県本荘市(現・由利本荘市)に移転。昭和… 続きを読む

桜井昭寛

〔人物〕  昭和26年6月2日、桜井昭二の長男として鳴子町湯元に生まれる。祖父は桜井万之丞、祖母は桜井コウ。 昭和39年東京オリンピックの時、鳴子では鳴子中学校の生徒も協力して各国選手に贈る12,000本のこけ… 続きを読む

高橋金太郎

〔人物〕 天保14年8月2日鳴子の塗物師高橋万作(萬作)の次男に生まれる。父万作は高橋万右衛門の弟で、実家の下手に別家として独立していた。万右衛門の家を挟んで、その上手には大沼又五郎の家があった。金太郎は大沼又五郎につい… 続きを読む

佐藤栄一

〔人物〕 昭和 4年11月11日、遠刈田新地の木地業佐藤護長男として遠刈田新地に生まれる。昭和20年遠刈田国民学校を卒業、終戦とともに父護につき木地修業をし、新型こけしの木地を挽く傍ら伝統こけしを作り始めた。この頃、伊藤… 続きを読む

新山久城

〔人物〕 昭和17年2月17日、刈田郡福岡村弥治郎の木地業新山久志長男として生まれる。昭和32年白石市立福岡中学校卒業後、父久志につき木地修業、翌33年頃より祖父久治型のこけしを作る。昭和40年ちよ子と結婚し41年には久… 続きを読む