高崎栄太郎

〔人物〕 明治33年1月30日、高崎栄吉の長男として山形に生れた。米沢で木地業を営んでいた高崎栄一郎は弟である。父の栄吉は山形歩町の傘屋の元祖であったが、後に服屋となった。 栄太郎は家業の服屋を継ぐのがいやで大正2年、1… 続きを読む

大沼秀顯

〔人物〕 昭和31年5月20日、宮城県玉造郡鳴子町湯元のこけし工人大沼秀雄、百合子の長男として鳴子に生まれる。昭和50年県立古川高校を卒業し、同年4月より父秀雄について木地修業を開始した。昭和57年のこけしまつりに初めて… 続きを読む

中川郁夫

〔人物〕昭和30年4月2日、秋田県雄勝郡雄勝町横堀旭町の木地業中川徳二郎の長男に生まれた。昭和49年3月秋田経済大学付属高校(現 明櫻高校)卒業後、鈴木幸太郎の経営する鈴木民芸製作所に入所した。鈴木幸太郎は父徳二郎の姉さ… 続きを読む

大沼秀雄

〔人物〕  昭和5年2月18日、鳴子大沼竹雄の次男に生まる。父竹雄は昭和15年1月5日に41歳で亡くなったため、直接父より指導をうけることはできなかった。昭和19年鳴子高等小学校を卒業後、終戦まで塩釜のドックで… 続きを読む

吉田仁一郎

〔人物〕 明治32年2月1日、山形県天童に生まれる。母は吉田神社の神主吉田守業の娘やち、吉田畯治は母の弟にあたる。叔父の吉田畯治は明治40年頃天童から遠刈田に移って水力応用の木地工場を作り遠刈田の工人を職人としたが、一年… 続きを読む

小倉勝志

〔人物〕 昭和22年11月22日弥治郎の小倉篤の長男として生まれる。昭和37年3月福岡中学校卒業後、農業に従事。昭和41年頃より冬期のみ父篤について木地を修業した。昭和43年10月に父篤が病に倒れ急逝したので、親戚や弥治… 続きを読む

高沢紀市

〔人物〕 昭和16年12月26日の農業高沢三之助の三男として白石に生まれる。戸籍表記は高澤。昭和32年より、兄の高沢肇について木地を習得、また昭和49年より兄肇の師匠にあたる佐藤直樹についてこけし製作を学び、雅雄の型、伝… 続きを読む

高沢肇

〔人物〕 昭和2年2月13日の白石に生まれる。戸籍表記は高澤。父は農業高沢三之助、妻みつ子は弥治郎の佐藤伝内の孫娘である。昭和20年代には白石市で新型こけしの木地を挽いており、この間一時大泉清見が職人として働いた。 昭和… 続きを読む

佐藤養作

〔人物〕明治42年1月24日、宮城県栗原郡金田村の農業佐藤養右衛門、ハナの長男に生まれた。母ハナの実家白鳥家は鳴子高橋亀三郎の娘を引き取り育てた縁があり、養作は高等小学校を中退すると鳴子の高橋武蔵について木地を習得した。… 続きを読む

菅原昌秀

〔人物〕 昭和46年6月29日、宮城県玉造郡鳴子町のこけし工人菅原和平、くにみの長男に生まれる。 平成元年ころより父の和平について木地の技術を学び、平成3年より描彩も始めてこけしを作るようになった。 鳴子の日本こけし館は… 続きを読む