阿部市五郎

〔人物〕 昭和20年1月29日秋田県雄勝郡皆瀬村川向藤倉の農業阿部一郎の長男に生まれる。 昭和59年3月より叔父の宮原泰治について木地の修業を始めた。初期には鳴子風の一般型を作ったが、ごく一時的である。こけしの描彩は伊藤… 続きを読む

秋山一雄

〔人物〕  昭和10 年9月9日、山形県鶴岡市大字太宝寺の秋山慶一郎、きんの四男に生まる。中学へ入学したころ(12歳ごろ)より父慶一郎について木地を習いはじめた。兄の清一もこのころ木地を挽きこけしを作っていた。… 続きを読む

秋山清一

〔人物〕 大正4年11月15日、山形県南村山郡堀田村大字高湯(現在の蔵王温泉)の木地業秋山慶一郎、ヱミの長男に生まれる。父慶一郎は秋山忠の弟で、宮城県涌谷の生まれ、鳴子で兄忠について木地を学んだ。大正4年には堀田高湯の能… 続きを読む

松田真澄

〔人物〕 昭和34年8月19日、宮城県古川市の農業野田勇夫、かほるの長女に生まれる。昭和53年古川学園高等学校を卒業。昭和57年鳴子のこけし工人松田忠雄と結婚、平成4年ころから、夫忠雄の指導を受けてこけしの製作を始めた。… 続きを読む

三春文雄

〔人物〕 昭和29年8月29日、秋田県雄勝郡稲川村三梨の農業三春久一の長男に生まれる。学校を卒業後、親戚が経営していた三春仏壇店に勤めた。若い頃から木地技術に興味があり、やはり親戚で木地を挽いていた三春広義の仕事などを見… 続きを読む

岡崎せつ子

〔人物〕昭和23年3月31日生まれ。山形県米沢市小野川温泉のこけし工人岡崎昭一の妻女。 昭和53年頃より、夫の昭一よりこけしの描彩を教わった。昭一木地に描彩を行って、せつ子名義のこけしを発表した。平成に入って昭一と離婚し… 続きを読む

毛利専蔵

〔人物〕 大正5年11月26日、青森県南津軽郡山形村温湯温泉72木地業毛利茂太郎・すえの長男として生まれる。茂太郎につき木地を修業、昭和14年橘文策により〈こけしと作者〉で名前のみ紹介された。昭和16年木村永作長女たまと… 続きを読む

山谷清

〔人物〕 大正14年5月13日、青森県温湯の木地業山谷権三郎、ハルの長男に生まれる。昭和13年高等小学校卒業後、父権三郎について木地を習得、その頃よりこけしも製作した。戦後は郵便局などに勤めたので、こけしはほとんど作らな… 続きを読む

北山真由美

〔人物〕 昭和53年1月8日、青森県黒石市浅瀬石の北山盛治の長女に生まれる。裕美は次妹。平成15年より木地の修業を始め、平成16年4月からこけしの製作を始めた。 平成20年ころまでは盛んに作り、注文にも誠実に応えていた。… 続きを読む