田邉香

〔人物〕昭和49年9月15日、埼玉県戸田市の石英ガラス加工職 峰岸忠男の三女に生まれる。平成10年3月北里大学水産学部を卒業後、水産会社の研究室や水質分析の仕事に従事した。平成22年に結婚した。 元々職人の手仕事への憧れ… 続きを読む

星博秋

〔人物〕昭和28年9月12日、岩手県宮古市白浜の星博の長男に生まれる。定良は弟である。 父の博は山林の木地に関わる仕事をしていたので、博秋は独学で木地の技術を身に着けた。昭和46年から小原の本田亀寿の指導を受けることがで… 続きを読む

高崎栄一郎

〔人物〕 明治37年9月25日、山形市歩町の呉服商 高崎栄吉の三男に生まれる。高崎栄太郎は兄。父栄吉と木地業小林吉太郎とは無二の親友であった。その縁で、大正5年山形第三小学校卒業後、栄一郎は小橋町の小林吉太郎に入門した。… 続きを読む

深見喜三

明治10年ころ宮城県栗原郡一迫町川口の農家に生まる。深沢要著〈こけしの追求〉の鳴子高橋万五郎の項にその名がある。万五郎の最も古い弟子と言われる。後に釜石へ行き、鋳物の型を挽いたこともある。脚気になって鳴子へ戻り、その後故… 続きを読む

信太昭

〔人物〕  昭和28年5月14日、刺繍業信太統一・タツの長男として群馬県桐生市仲町に生まれる。関東短期大学国文科中退後、建設設計事務所に勤務した。二級建築士として勤務を続ける中で、昭和51年24歳の時からこけし蒐集を始め… 続きを読む

小林誠太郎

〔人物〕 大正15年11月7日山形市六日町(通称新築西通り)木地業小林清蔵の長男として生まれる。小林忠次郎は6歳年少の弟。小学生時代からロクロに上り木地を挽いていた。昭和13年頃より父の指導でこけしの描彩も始めた。昭和1… 続きを読む

新山久志

〔人物〕 大正4年年7月30日、宮城県刈田郡福岡村八宮弥治郎の新山久治の長男に生まれる。弟に新山茂がいた。昭和5年に福岡村尋常高等小学校を卒業後、父久治について木地を修業した。こけしや玩具類、櫻物の茶入れ、菓子器、タバコ… 続きを読む

高梨小藤治

明治38年4月24日、宮城県刈田郡八宮村7番地の木地業高梨栄五郎、かめの二男に生まれた。母かめは同村熱海與平治の二女である。栄五郎には先妻とりとの間に長男永がいたが、13歳の時に村にやって来た祭文語りに憧れて出奔し、木地… 続きを読む

趣味のこけし展(神戸)

昭和29年4月に東京で開催されたこけし展に続いて、東京こけし友の会主催で5月1日より6日まで三越百貨店神戸支店で開催されたこけし展。〈こけし友の會だより・8、9号〉に神戸でのこけし展開催の経緯と概要が下記のように報告され… 続きを読む

熊谷仁奈

〔人物〕   昭和39年3月8日、茨城県日立市の会社員小笠原英雄、昌子の長女として生まれる。平成20年に子供を連れて遠刈田温泉に旅行した際、みやぎ蔵王こけし館で小椋久太郎のこけしを見て強烈な衝撃を受けた。平成2… 続きを読む