大野雲外

現在西田記念館に収蔵されている浪江古こけしを発見した人。このこけしは大野雲外から同じ集古会会員の清水晴風を経て林若樹の手をわたり、さらに西田峯吉の所蔵するところとなった。遠刈田の佐藤重松の作と推定されている。 胴底の紙票… 続きを読む

佐藤誠治

〔人物〕大正14年7月28日、弘前市国吉出身の建具屋佐藤留次郎の5人兄弟の長男として蔵館で生まれた。子供の頃にトロッコに乗っていて大怪我を負ったが、治療を十分に受ける事が出来ず、やや足に不自由が残った。 昭和15年、大鰐… 続きを読む

井上正孝

〔人物〕  昭和24年5月23日福島県西白川郡矢吹町に農業、井上正・セツの三男として生まれる。昭和47年3月に神奈川大学第二経済学部を卒業、日本電信公社(現NTT東日本)入社。平成18年6月から公募でスタートした土湯伝統… 続きを読む

吾妻鉄造

山形県肘折の奥山運七の妻女ヤスの姉の子供。 奥山運七、ヤスは子供に恵まれず、ヤスの姉の子である吾妻鉄造を養子にしたが、鉄造は木地の仕事を好まず、3年ほどで肘折を去った。その間、こけしを製作したかどうか不明である。 鉄造が… 続きを読む

三原良吉

宮城県仙台市の出身の郷土史家。 明治30年1月22日、宮城県仙台市に生まれた。上京して早稲田大学に学び、帰郷して大正12年に天江富弥らとともに仙台小芥子会を結成、同人としてまた郷土史家という立場からその活動を支えた。 大… 続きを読む

児童博覧会(三越)

明治42年から大正10年にわたって東京、大阪の三越呉服店で計9回開催された児童博覧会。 下掲は第一回児童博覧会の際に、〈みつこしタイムス〉臨時増刊として発刊された児童博覧会特集号。 児童博覧会 みつこしタイムス臨時増刊 … 続きを読む

高橋力雄

〔人物〕昭和6年12月17日、宮城県玉造郡鬼首村字久瀬(現在鳴子町)に生まる。鳴子の高橋武蔵の母のつ(明治27年没)の妹なつの孫にあたる。昭和26年、高橋武男に弟子入りし、昭和30年まで木地を修業した。小学校、中学校時代… 続きを読む

佐藤洋子

〔人物〕昭和17年7月16日千葉県大原に生まれる。実家は養鶏業を営む。 昭和43年に当時川崎市の日本鋼管に勤めていた佐藤英太郎と結婚、昭和44年7月には長男直英が生まれた。昭和44年8月夫英太郎は、東京のこけし店たつみの… 続きを読む

佐藤幸一

〔人物〕昭和11年2月22日、宮城県白石市の菓子職人佐藤要太郎の三男に生まれた。昭和32年より浜津平三郎について木地を学び、以後継続して平三郎方にて働いた。昭和52年に白石市内で独立した。 〔作品〕昭和52年より幸一名義… 続きを読む

八鍬亀蔵

 明治10年6月24日、山形県最上郡南山村肘折に生まれた。八鍬安蔵(五代目林蔵)の長男。明治26年5月12日に父安蔵が44歳で没したが、当時亀蔵はまだ17歳だったので、祖父の鶴蔵(四代目林蔵)が六代目林蔵を再継、明治29… 続きを読む