横山

宮城県登米市津山町横山。JR気仙沼線の陸前横山駅から徒歩10分。横山の大徳寺には保元時代に百済から渡来したと言われる不動尊が祭られていて、日本三大不動尊の一つになっている。この不動尊参詣のおみやげにこけしが作られていたこ… 続きを読む

佐藤善七

〔人物〕宮城県本吉郡横山村大徳寺門前(現在の登米市津山町横山)でこけしを作っていた工人。 嘉永5年7月8日佐藤善十郎長男として横山に生まれる。鳴子の木地師より技術を学んだ伊藤仁蔵について木地を習得した。こけしも作り、横山… 続きを読む

上ノ山

上山市は山形県南東部にある人口約3万3千人の市。羽州街道の宿場町として栄え、現在は温泉で知られる。城下町・宿場町・温泉街の3つを兼ね備えた都市は、全国的にも珍しいとされる。街道沿いの下町に、湯町、新湯、下湯、河崎、高松、… 続きを読む

奥山喜代治

〔人物〕 明治38年3月3日、山形県北村山郡大久保村(現村山市)大原の農業篠沢金蔵、いしの三男として生まれた。〈こけし辞典〉では父の名を篠原金蔵としているが篠沢が正しい。大正10年6月17歳のとき肘折へ行き、同郷大原出身… 続きを読む

高橋昌子

〔人物〕 昭和8年2月19日、福島県原ノ町市の木地業高橋忠蔵、ミンの三女に生まれる。父忠蔵の弟子であった柴田佳隆と結婚、佳隆は忠蔵の婿養子となった。その後、昭和29年に佳隆は京王帝都電鉄に就職、その勤めの関係で昭和35年… 続きを読む

佐藤英太郎

〔人物〕昭和14年8月13日遠刈田新地、佐藤秀一、ハルヨの長男として遠刈田新地に生まれる。父秀一は昭和18年に応召し、昭和19年に戦死したため、大黒柱を失った一家の生活は大変だったという。なお戦時中に出征中の秀一家を訪ね… 続きを読む

平塚安兵衛

〔人物〕 明治41年9月28日、平塚弥平の三男として山形県東村山郡天童町久野本に生まる。大正12年ころ実家向かいの神尾木地屋に弟子入り木地修業する。この時期の神尾木地屋は武田卯三郎が職長で主に山本商会の下請け(農機具部品… 続きを読む

会田愛子

〔人物〕 昭和8年11月25日生れ。 山形県天童市・会田栄治の妻女。会田栄治、会田稔と同様に神尾長八型のこけしを描彩する。 〔作品〕 下掲は平成7年作の髷こけし。 〔21.2cm(平成7年)(高井佐寿)〕 平成24年1月… 続きを読む

熱塩

熱塩温泉は、阿賀野川支流押切川に沿って、福島県喜多方市熱塩加納町(旧国陸奥国、明治以降は岩代国)にある温泉。塩分の濃い高温泉で、熱塩の名前の由来でもある。また、よく温まることから、子宝の湯の異名も持つ。 かつては日中線熱… 続きを読む

長蔵文書

こけしに関する記載が文書上に現れたものとしては万延元年(1860)の「萬挽物扣帳」(岩松直助文))があり、そこには「小人形、相人形、中人形、大人形、大々人形」としてこけしの寸法が記載されている。 こけしに相当する”名称”… 続きを読む