趣味のこけし展(東京)

昭和29年4月13日から18日まで、東京日本橋の三越百貨店において東京こけし友の会が企画して開催されたこけし展。 下記は〈こけし友の會だより・8・9号〉に載った趣味のこけし展報告「こけし展だより」。  友の会主催の趣味の… 続きを読む

大沼君子

〔人物〕 大正4年5月14日、宮城県玉造郡鳴子町の大沼新兵衛、きみよの長女に生まれる。戸籍表記はキミコ。高等小学校卒業後、大正14年4月に家族で仙台に移った。父新兵衛は仙台で仙台工業試験場に勤めた。母きみよは昭和16年に… 続きを読む

関西こけし会

橘文策が満州に転勤して解消された木形子研究会のあとに、昭和14年10月から昭和16年9月まで関西で行なわれたこけし会。 昭和14年10月21日、同人米浪庄弌、青山一歩人、岸本彩星、佐野三壷、西田静波、村松百兎庵、梅谷紫翠… 続きを読む

野矢里志

〔人物〕  昭和53年3月23日に会社員、野矢俊文、志津枝の次男として福島県耶麻郡猪苗代町川桁に生まれる。平成8年3月福島県立猪苗代高等学校卒業後、住宅関連の会社に就職する。平成25年10月より父の俊文に師事し木地修業を… 続きを読む

あおはだ

アオハダ(青膚、青肌 Ilex macropoda)は、モチノキ科モチノキ属の落葉高木。北海道から九州の明るい山地に生える。雌雄異株。高さおよそ9-12メートル、幹直径30-60センチに達する。花は5月上旬に開いて、趣旨… 続きを読む

藤原新吾

〔人物〕 明治44年2月2日、岩手県五郎城藤原政五郎、ナカの二男に生まる。長男左兵衛は生後間もなくなく亡くなったので、新吾が事実上の跡取りであった。 木地は挽かなかったが、父政五郎の木地に描彩をしていたことが昭和43年柴… 続きを読む

小島圭三

岩手県水沢の失明の木地師及川吉三の弟子で、佐藤七之助は兄弟子にあたる。師の及川吉三は大正4年から、東京本所中川幸八の依頼で、一個4銭で下木地を挽き、東京の三越で20銭で売った。晩年は水沢の小学校教諭石川勇治が絵付けをして… 続きを読む

寺沢省一郎

〔人物〕  大正3年1月1日、盛岡の木工業寺沢政吉の長男に生まれる。寺沢七郎は末の弟。父政吉は松田清次郎について木地を習った後、盛岡市馬町で寺沢製作所を開業した。戦前は木地業を中心に行い、家族で木地を挽いていたので、省一… 続きを読む

色目

中屋惣舜(こけし蒐集家、〈こけし・美と系譜〉等の著者)が、こけし鑑賞においてポイントとすべき点を、五七五七七で次のように言った。 ます姿、表情、筆勢、胴模様、色目、保存ぞ、疵にかまうな この中で色目(いろめ)は元来は、十… 続きを読む