タグ別アーカイブ: 大沼健三郎

平馬虎三

〔人物〕大正11年5月4日、宮城県登米郡中田町(現在、登米市中田町)の農業平馬徳之進、とせよの長男として生まれた。本名は平馬利治(へいまとしじ)。こけしと川柳には雅号の虎三を用いるという。生来、手先が器用なので表具師もあ… 続きを読む

鹿島秀悦

〔人物〕昭和16年2月15日生まれ。昭和50年より鳴子の大沼健三郎、健伍父子に師事して木地を修得した。実質的な指導は健伍が行った。そのころよりこけし製作を始め、その後鳴子町名生定滝岸で独立した。 令和2年1月15日没、行… 続きを読む

及川正夫

〔人物〕大正7年5月13日、岩手県一関市大東町曽慶角北48番地の農業佐藤安治、チトセの三男として生まれた。盛岡市の旧渋民尋常小学校を卒業後に親戚の及川林蔵を頼り鳴子に移った。生まれつき胃腸が弱く、湯治を行いながら林蔵の下… 続きを読む

桜井尚道

〔人物〕 昭和63年7月7日、宮城県大崎市鳴子温泉のこけし工人桜井昭寛の長男に生まれる。桜井昭二は祖父。高専卒業後、東京で建築関係の仕事に従事。平成26年鳴子に戻る。平成27年4月頃より、父の昭寛について木地の練習を始め… 続きを読む

高野叔夫

〔人物〕 昭和11年9月19日、鳴子に生まる。父は鳴子の塗師高野一平。昭和27年より及川正夫商店の職人となり、大沼健三郎、佐藤俊雄の指導により木地を修得した。こけしは見取り学問である。〈こけしガイド〉初版で紹介されたが、… 続きを読む

松田初見

〔人物〕  明治34年9月15日、鳴子の松田喜三、くのの長男に生まる。父喜三は栗原郡一迫町の出身であったが、鳴子に移り住んで力仕事の労務に従事していた。母くのは柴崎丑次郎の姉にあたる。 明治45年12歳のとき秋山忠に弟子… 続きを読む

大沼健伍

〔人物〕 昭和12年2月15日、宮城県鳴子の木地業大沼健三郎の長男に生まれる。鳴子中学校卒業後、菊地某という新型こけし作家の描彩を行った。昭和30年19歳の時、父健三郎について木地を学び、こけしの製作も始めた。その後、一… 続きを読む

桜井万之丞

〔人物〕  明治24年4月5日、鳴子湯元大沼甚三郎・ときの四男に生まる。鳴子尋常高等小学校卒業後、明治38年15歳より中山平の長兄大沼岩蔵について木地を習得した。秋山忠は中山平時代の兄弟子である。明治41年18… 続きを読む

桜井昭寛

〔人物〕  昭和26年6月2日、桜井昭二の長男として鳴子町湯元に生まれる。祖父は桜井万之丞、祖母は桜井コウ。 昭和39年東京オリンピックの時、鳴子では鳴子中学校の生徒も協力して各国選手に贈る12,000本のこけ… 続きを読む

大沼健三郎

〔人物〕 明治27年2月1日、鳴子の木地業大沼甚三郎の五男として生まれる。大沼岩蔵、甚四郎、甚五郎、万之丞は兄にあたる。明治42年高等小学校を途中でやめ、父甚三郎、兄甚五郎について木地を修得した。兵役除隊後は仙台サクラ商… 続きを読む