〔人物〕 昭和3年1月15日、白石市小下倉の農業大庭太平の長女に生まれた。戸籍名はうめ。白石のこけし工人鎌田孝市と結婚した。昭和25年に長女悦子、昭和28年に長男孝志が生まれた。結婚してから時間があるとロクロにあがって新… 続きを読む
石川清志
〔人物〕明治42年2月28日、岩手県和賀郡沢内村大野の農業石川宮蔵(昭和19年没、75歳)、アサノの三男に生まれた。大正11年に一家で川崎市へ出稼ぎに出て、父母は富士紡績㈱に勤めたが、翌12年に母アサノが44歳で亡くなっ… 続きを読む
小椋久四郎
〔人物〕明治11年7月19日、秋田県雄勝郡皆瀬村川向二五六の木地業小椋徳右衛門・マサの四男に生まる。母マサは小椋勇右衛門の妹である。亀治、庄太郎、米蔵は兄、石蔵は弟である。姉カネは塗師小野寺梅太郎の嫁となった。木地は父徳… 続きを読む
小野寺重一
〔人物〕明治41年11月25日、秋田県雄勝郡大館の小野寺忠次郎の長男に生まれた。元来塗り物の下木地を挽いていたが、小椋啓太郎に依頼されて、戦前より啓太郎のこけしの描彩を行っていた。戦後は啓太郎のこけしの描彩は小野寺岩蔵が… 続きを読む
小幡初子
〔人物〕昭和3年3月6日福島県福島市置賜町58-5の小幡福松、チヨの長女として生まれた。戸籍表記はハツ子。父福松のこけしの描彩者である。昭和16年春頃より描彩を始め、昭和17年10月東京麻布のこけし店たつみで頒布した 小… 続きを読む
小椋正吾
〔人物〕昭和9年4月20日、秋田県雄勝郡稲川町大館の小椋正治、シエノの三男に生まれる。父の正治は久四郎の兄庄太郎二男であるが、明治32年に一家で川連大舘に移った。母のシエノは久四郎の長女である。正吾は父の正治について木地… 続きを読む
小椋利亮
〔人物〕昭和30年12月22日、秋田県雄勝郡皆瀬村川向(通称木地山)の小椋宏一、リヨの長男に生まれた。祖父小椋久太郎に可愛がられ、幼い頃から木地挽きの手ほどきを久太郎から受けた。幼い利亮を久太郎が手をとるように教えている… 続きを読む
小椋宏一
〔人物〕 昭和6年1月20日、秋田県皆瀬村川向(木地山)の小椋久太郎・ミヨの長男に生まれる。昭和19年小学校卒業後、父久太郎のもとで木地の手伝いを行った。昭和26年より本格的に木地の修業を開始、久太郎のこけし… 続きを読む
佐藤嘉吉
慶応元年11月28日、福島県信夫郡土湯の米穀商加藤屋佐藤兵吉、ナミの次男に生まれる。佐藤俊昭の祖父茂作は長兄。佐藤兵吉は岩城屋旅館佐久間弥治右衛門三男で、加藤屋佐藤松五郎長女ナミと結婚して養子となった。 明治18年、膽澤… 続きを読む
我妻勝之助
〔人物〕明治8年(推定)、宮城県刈田郡宮村遠刈田小妻坂に生まる。明治24年17歳のとき、遠刈田新地の佐藤周治郎について木地を習得。周治郎とともに大宮源ハエ揚の職人として働いた。 明治27年20歳のとき木材の重量を測るため… 続きを読む