カテゴリー別アーカイブ: 歴史

うなゐの友

清水晴風編の〈うなゐの友〉はこけし図版を掲載した最初の文献として知られる。 編者清水晴風は当初〈うなゐの友〉十編を出す予定であったが、六編までで亡くなったので、版元芸艸堂山田直三郎の勧めで西澤笛畝が後を引き継ぎ完成させた… 続きを読む

日本こけし館

日本こけし館は、宮城県大崎市鳴子温泉尿前74-2にあり、こけし文化のセンターとなることを目的に建設された。 こけし館が建てられるきっかけとなったのは、昭和28年に深沢要のコレクションが鳴子町に寄贈されたことであった。長い… 続きを読む

赤物

赤物というのは赤い染料を使った玩具や土産物のこと。木製玩具、土人形、張子などでも広くこの呼称は使われた。 赤は疱瘡(天然痘)から守るといってこの赤物を喜んで買い求め、子供のもてあそび物にした。赤物玩具を作る人のことも、赤… 続きを読む

地蔵型

土湯系の太子型と同じように、胴上部が膨らんで裾がくびれた作り付け小寸のものを地蔵型という。主な作者は佐藤文六、佐藤文吉、佐藤丑蔵であるが、遠刈田本来の型ではなく、遠刈田の大部分の作者が作る作り付け小寸は、肩のこけたこげす… 続きを読む

土湯名産の栞

大正12年に斎藤太治郎が土湯上ノ町に移って、こけし製作を再開したときに作成して、店に製品を買いに来る湯治客に配った栞。正式には「土湯名産実ニ御目出度挽地玩具ノ福音」という。こけしや木地玩具がいかなるものとして商われていた… 続きを読む

太子型

土湯系のこけしの小寸のもので胴が膨らみ裾がくびれて、台座形がついたものを太子型と呼んでいる。土湯の太子堂にちなんだもので、この型のこけしを求めて太子堂に奉納すると、願い事がかなうと言って、子供を授かりたい人や、病気平癒を… 続きを読む

小浜子守地蔵尊

福島県二本松市小浜宇反町にある地蔵尊。子どもの守り本尊として「子地蔵尊」を貸し与える風習があり、子地蔵を里帰りさせ、新たに祈祷を受けるために、5月3日~5日の例大祭には 多くの参詣者が訪れにぎわう。発祥の時代はつまびらか… 続きを読む

大竹地蔵尊

福島市荒井字寺屋敷にある白山寺は、「大竹子育地蔵尊」として知られる。ここに収められている多数の木彫りの地蔵尊は、形態がこけしに通じるものがあり、こけしの前駆的な存在であろうという人もいる。ただし、こけしとの関連を示す確実… 続きを読む

長蔵文書

こけしに関する記載が文書上に現れたものとしては万延元年(1860)の「萬挽物扣帳」(岩松直助文))があり、そこには「小人形、相人形、中人形、大人形、大々人形」としてこけしの寸法が記載されている。 こけしに相当する”名称”… 続きを読む

小安

小安は秋田県湯沢市皆瀬字湯元の古い温泉で、湯坪の開設も400年ほど前と言われている。南部藩から佐竹藩へ抜ける山道があり、子安番所が設けられていた。文化8年には、九代目の藩主佐竹義和が仙北領内巡回の途中、家来300人を連れ… 続きを読む